この記事は異世界行ったら本気だすぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2021のためにかきました。
はじめに
こんな動画を見ました。 www.youtube.com
僕もそれなりに車好きなんですけれど、結構面白かったなーと思ったので、これを見た感想を述べていくという雑投稿です。
見てて思ったことをつらつらと
まぁ総じておっきい企業はおっきいなぁという感じでした。
bZシリーズ
5台のbZシリーズがいて、大小さまざま。スバルと共同開発と言っていたbZ4Xについて紹介しているときに「共通プラットフォームで」って話をしていたのが気になってて、ここでいうプラットフォームは自動車の文脈でのプラットフォームだと思うので、シャーシとか骨格部のことのはずなんだけど、さすがにこの大小さまざまな車種で共通ではなくて、スバルの兄弟車的なものと共通とかそういう意味かなーと気になってる。とはいえぱっと見見た目が似てるので本当にこの5種全部共通プラットフォームなのかもしれないのだけれど。
電力消費量は小さめな子で125wh/kmと言っててこれがどれくらいの数字なのかピンとこなかったけれど、以下の記事眺める限り案外普通の数字っぽい。
欧米に勝つ日本EVの方程式、鍵は“電費” | 日経クロステック(xTECH)
ブランドイメージとしてあんまりEVやってきた感ないから「普通にできるんやぞ」くらいのメッセージなのかな。
5台のあとに後ろにさらに多くの車が出てくる演出のやつ
twitterでもバズってたのであの演出は本当にインターネット時代向けな感じだなぁというアレ。言うだけなら簡単なんだけど本当にクソデカ企業じゃなきゃこのラインナップやりますって言えねぇよなぁ怖って感じ。
全然本筋に関係ないんだけど、最近の自動車お目目がかわいくないのとフロントグリルのでかさがアレだなぁと思ってたりするのだけれど、おめめはともかくフロントグリルがそんなにクソデカじゃないので印象良かった(???)。
LEXUSの話
全体でEV化35%と控えめだったけどLEXUSは2035にバッテリーEV100%を目標にという話、良いなぁと思った。要はアーリーアダプタというかプレミアムのセグメント向けは全体に向けてEV化が早いという話で、それはそうという感じなんだけれど。
初めからそういう意図ではなかったと思うんだけれど、ブランドを切り出していることでこうもEV普及に向けた戦略がわかりやすくなるんだなぁと結構感心した。極端な話テスラなんてすべての人間に普及しえないんだから、テスラ対策なんてLEXUSだけが考えればよいのかもしれない。
EV推進控えめ路線?
口を酸っぱくしてEVの台数について「割合は控えめだが絶対数見たら圧倒的な量やろ?」って主張をしていて、それが事実なのがクソデカ企業って感じで気持ち良かった。 「選択と集中なんていうけど、予想できないから、正解がはっきりするまでお客様の選択肢を残す」のだと、強い。
ただ、実際その通りだと思っていて、ガソリンの可搬性、貯蔵性は強くて、まだまだ当分必要なところはいっぱいあると思う。一番おっきい企業として、そういうところにも提供し続けるよってメッセージは正直心強いと思う。
「今までの人生って何だったの?」
これは要は水素やICE車の文脈だと思うんだけれど、長い間やってこられた方々や会社が「今までの人生って何だったの?」って思わないようにしたい。 市場がもしそれを選ばなかったら(製品がシュリンクしていくとき)どうしたら良いか、考えていきたいって言ってたのがすごい良かった。 「(100% EVにしないけど)もうちょい仕事させてもらえませんかね?」ってトップが言うのめっちゃエモかった。
とても変化が大きい今の時代、自分たちの経験が急に全く意味を失う、そういうつらさを感じている人たちはたくさんいると思っていて、それを個人のスキル選択のミスだって投げちゃうのは簡単なんだけれど、やっぱりそうじゃないよねってメッセージはすごく良いと思った。
トヨタ通商の話
リチウムなどの調査、安定的な資源確保を進めてるとか2030年までは安定的にバッテリー供給のめどが立ってるとか、ちょい役として名前が出てくるんだけど有能すぎて怖い。
おわりに
良かった。トヨタ車買いたいので目がくりくりしててグリルがおっきくない車出してくださいお願いします(????)。